出版社内容情報
靴屋のおじいさんとおばあさんはとても親切で、いつも10人の小人に食事をわけてあげました。そのお礼に、小人たちがくつつくりをてつだってあげることにしました。グリム童話から再話した心あたたまるお話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こなな
56
100年に一度といわれる大規模再開発が続く渋谷の深夜の工事の方達が『こびとのくつやさん』みたいって。すみません…失礼致します。確かおうちにあったぞと思って。これこれ。グリム童話です。みんなで助け合って優しさ溢れる可愛いお話。絵も可愛くて、とんとんとんとん、ぎゅっぎゅっぎゅっというオノマトペ。よいしょよいしょこのリズム感もfantastic。こびと達のお洋服がきちんとたたんである絵、おじいさん、おばあさん、こびと達、街の方達が喜んでいる絵、幸せが満ちている絵本です。2023/01/17
annzuhime
37
図書館本。懐かしいグリム童話。小学1年生の次女と4歳の三女はこのお話は初めてでした。優しいおじいさんとおばあさんに、優しい小人たち。こびとたちの小さなお洋服がかわいいね。2023/05/31
ヒラP@ehon.gohon
18
グリム童話からと書いてあるので、こびとは二人じゃなかったかなとは思ったのですが、こびとたちがいっぱいになって、陽気で楽しいお話になっています。 グリムのお話では、こびとさんたちはいなくなってしまうので、その後のくつやさんの暮らしが心配だったのですが、一緒に生活しているところも、しあわせいっぱいで、幼児向けに気持ちのいいアレンジだと思います。2018/05/22
花林糖
14
(図書館本)グリム童話(こびとのくつや)からの再話で、靴屋のおじいさんおばあさんと10人の小人のお話。頑張って靴を作る小人たちがとっても可愛い。2015/05/21
遠い日
12
言わずと知れたグリム童話。おじいさんおばあさんとこびとたちの、お互いを思いやる気持ちがこの温かさをうむ。感謝と恩返し。善き心が善き心を連れてくる。2017/09/26