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自己評価メソッド―自分とうまくつきあうための心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314010504
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

出版社内容情報

いまの自分を好きになれない……
人と自分を比べてばかりいる……
完璧な自分を演じようとして疲れてしまう……

「生きづらさ」の原因は〈ゆがんだ自己評価〉にあった!

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メールの返事が来ない、話題についていけない、スタイルに自信がない……。
失恋、受験の失敗、就職できない、子どもが言うことを聞かない、仕事上のミス……。

〈自分で自分のことをどう思っているか=自己評価〉は人生のさまざまな問題にぶつかるたびに揺らぐもの。

■「自分はダメだ」と自己評価を下げたままでいると……
 ・次の一歩を踏み出す勇気が出ない、
 ・うつ病や対人不安、ひきこもり、
  アルコール依存、拒食症・過食症、自傷行為につながることも。

■「私は自己評価が高い」と思っていても……
 ・常に自分と人とを比べ優越感を感じないと安心できない、
 ・失敗の責任を他人に転嫁する、
 ・他人へ暴力をふるう……
  など、実は〈もろい自己評価〉を抱えているケースが少なくない。

フランスで定評のある精神科医が
「認知行動療法」をバックボーンに、
自分自身に対する不当な思い込み(ゆがんだ自己評価)をときほぐし、
【前向きに生きる】ためのメソッドをやさしく説いていく。

■実践を通じて、〈よい自己評価〉を持つと……
 ・自分の考えを人に言える
 ・自分を駄目だと思ったり、自分を責めたりしないでいられる
 ・批判されたり、からかわれたりしても、むきになって反論しない
 ・「知らない」と言うことができる
 ・広告や流行に惑わされない
 ・スタイルに自信がなくても水着になることができる
 ・相手を監視したり、息苦しくさせたりせず、人を愛することができる
 ・いつでも、どこにいても、居心地のいい自分でいられる…… 

読むほどに、肩の力がぬけて、生きることがずっと楽になる!

★〈自己評価〉のメカニズムについて解き明かしたロングセラー
『自己評価の心理学』(2000年、紀伊國屋書店刊)に続く、
〈よい自己評価〉を手に入れるための実践編!

▼目次
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第一部 自己評価を理解する
    よい自己評価とは何か?/ゆがんだ自己評価の問題点/
もろい自己評価―低い自己評価と偽の自己評価/
自己評価をよい方向に持っていくために/自己評価は
自分を受け入れることから始まる

第二部 自分との関係を改善する
    ・自分を受け入れるための実践法
    ・自分を批判しないための実践法
    ・自分と話をするための実践法
    ・自分に暴力をふるわないための実践法
    ・コンプレックスと戦うための実践法 
    ・社会の有害な影響から自己評価を守る実践法
    ・自己主張ができるようになるための実践法
    ・自分が不完全であることを受け入れるための実践法
    ・気分をよくする実践法
 
第三部 他人との関係を改善する
    ・人から受け入れられなかった時の実践法
    ・人から受け入れられない恐怖と戦う実践法
    ・「人から存在を認められたい」という気持ちに関する実践法
    ・恥ずかしいという気持ちをコントロールする実践法
    ・比較や競争をしすぎないための実践法
    ・羨望や嫉妬とつきあうための実践法
    ・人を信頼するための実践法
    ・人を受け入れるための実践法
    ・相手を許すための実践法
    ・人に優しくすることとそのための実践法
    ・人に寛大になることとそのための実践法
    ・人に感謝することとそのための実践法
    ・人を称賛することとそのための実践法
  
第四部 行動の仕方を改善する
    ・行動を起こすための実践法
    ・フィードバックをうまく利用するための実践法
    ・フィードバックをするための実践法
    ・失敗を恐れないようにするための実践法
    ・成功と上手につきあうための実践法
    ・後悔と上手につきあうための実践法
  
第五部 自分を忘れる
    ・没頭することとそのための実践法
    ・自分を見つめることとそのための実践法
    ・謙虚になることとそのための実践法
    ・人生に意味を見つけることとそのための実践法
    ・死の恐怖とそれに立ち向かうための実践法
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▼著者紹介
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クリストフ・アンドレ
精神科医。トゥールーズの大学で精神医学を学んだあと、
パリのサン=タンヌ病院に勤務。社会恐怖症の専門家で、
企業の顧問医も務めている。
邦訳された著書に、『自己評価の心理学』『難しい性格の
人との上手なつきあい方』『感情力』『他人がこわい』
(以上、共著)、『こころのレシピ』(すべて紀伊國屋書店)
がある。
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▼前著
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自分がわかる! 他人がわかる!

『自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314008776.html
C.アンドレ&F.ルロール著/高野優訳/税込2,310円/ISBN978-4-314-00877-8〉

〈自己評価〉は
・どのように形作られるのか?
・私たちの性格や行動とどう関連しているのか?
・どんなタイプがあるのか?

豊富な実例や図表、実例、心理実験を交えながら
〈自己評価〉のメカニズムを平易に解説。
あなたの〈自己評価〉のタイプがわかる「自己診断表」つき。
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▼関連書
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「心のしくみを理解して、幸せに生きるための本」
            *……クリストフ・アンドレの本

*『他人がこわい――あがり症・内気・社会恐怖の心理学』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/431401024X.html
*『感情力――自分をコントロールできる人できない人』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/431400990X.html
*『難しい性格の人との上手なつきあい方』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314008857.html
*『こころのレシピ――幸せと不幸のルール』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314010150.html
『わかっているのにやってしまう人の心理学――インナー・ブラットとの対話』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009225.html
『「なんでわかってくれないの!」と思ったときに読む本』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009705.html
『「モード性格」論――心理学のかしこい使い方』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009977.html
『モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009322.html
『モラル・ハラスメント――人を傷つけずにはいられない』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/431400861X.html
『上司と部下の深いみぞ――パワー・ハラスメント完全理解』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009608.html
『働く人のためのストレス診察室』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009594.html
『こころの暴力 夫婦という密室で――支配されないための11章』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009055.html
『愛はテロリズム――ロマンティック・ラブの終焉』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314008989.html
『愛の解剖学』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314007311.html
『思春期やせ症の世界――その患者と家族のために』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314004517.html
『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314010339.html
『「うつ」と「躁」の教科書』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/431400939X.html
『自覚の精神病理――自分ということ』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314002050.html
『自己喪失の体験』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314005181.html
『ひきこもり文化論』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009543.html
『仕事を持つのは悪い母親?』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009217.html
『母の手を逃れて』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009195.html
『子どもは絵で語る』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314004363.html
『急がされる子どもたち』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009128.html
『いまこの国で大人になるということ』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314010053.html
『愛するということ』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314005580.html
『ささやかながら、徳について』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314008377.html
『生きるということ』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/431400181X.html
『愛の哲学、孤独の哲学』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314008628.html
『幸福は絶望のうえに』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314009551.html

●新刊 <自己評価メソッド>の関連本
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/bwtsea.cgi?STRCT=1&FLG=&REV-COD=OB03%2FO07

紀伊國屋書店出版社棚のURL
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/tanass.cgi?REV-COD=OB03

内容説明

自分で自分のことをどう思っているか―すなわち“自己評価”は日々、揺れうごくもの。人と比べて、自分は駄目だと落ち込んだり(低い自己評価)、人の欠点を見つけて、優越感にひたったり(高くてもろい自己評価)…。フランスで人気の精神科医があなたの“ゆがんだ自己評価”をやさしくときほぐし、“よい自己評価”を手に入れるための33のメソッドを順に説いてゆく。恋愛、結婚、子育て、友人関係、仕事―あらゆる場面で私たちの考え方や行動に影響する自己評価を見つめなおすために必読の一冊。生きることがずっと楽になる。

目次

第1部 自己評価を理解する(よい自己評価とは何か?;ゆがんだ自己評価の問題点 ほか)
第2部 自分との関係を改善する(自分を受け入れることを実践する;自分を批判しない ほか)
第3部 他人との関係を改善する(人から受け入れられなかった時にどうするか?;人から受け入れられない恐怖と戦う ほか)
第4部 行動の仕方を改善する(まずは行動すること;フィードバックに耳を傾ける ほか)
第5部 自分を忘れる(没頭すること、自分の心を見つめること、謙虚になること;人生に意味を見つける)

著者等紹介

アンドレ,クリストフ[アンドレ,クリストフ][Andr´e,Christophe]
精神科医。トゥールーズの大学で精神医学を学んだあと、パリのサン=タンヌ病院に勤務。社会恐怖症の専門家で、企業の顧問医も務めている

高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家。高野優フランス語翻訳教室主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

52
『生きるのが楽になる』というフレーズに、幸せや希望を託したくなるのは私だけではないだろう。私は『私には完璧でなくても構わない権利がある』『人をガッカリさせる権利』『結果を中途半端になものにする権利』…等々沢山の権利があるのだ という捉え方を知った時、ハンマーで殴られたくらいの衝撃を受けた。と同時にこれまでどれほど自分に命令(禁止令)を出してきたのかやっと気づいた。いいんだ、今の私のままで!と思える様になった途端本当に楽になった。自分を許し受け入れられる様になれば自ずと自己評価は上がるとはまさにこのこと。2022/06/01

Taka

13
「自分を受け入れる」「コンプレックスと戦う」「人を信頼する」など自己評価を高めるための実践方法が詳細に述べられている。個人的には「自分を親友と思う」という考え方が良かった。親友が何か失敗したとき「お前はダメな奴だ」と親友には言わない。自分が失敗した時にもそれを当てはめる。自分を「ダメな奴」呼ばわりせず「うまくいかなかったのか。それは辛かったね。でも少しずつ努力していけば、きっとこの次はうまくいくよ」と励ます。前まで自分に厳しく卑下していたところがあったけれど、親友感覚で捉えたらちょっと心が軽くなった。2015/10/20

マーシー

10
ゆっくり再読した。自分の中では、自分の親友のつもりで自分に声をかけることや相手から褒め言葉を引き出さないこと、自分を受け入れることで次に行けること、行動を起こさない方が後悔することそして正しい選択などなく選んだ選択肢を正しくするしかないということたくさんいいことが書いてある。そして人生の目的は成功ではなく幸せだということ。それを忘れないようにしたい。2018/11/14

つぶあん派

8
自己評価が低いことで負のループに陥りがちだったので、読んでみた。自己評価についての歪みや改善方法、自分と仲良くなることで自分を見つめ自己評価をあげるなど、様々なメソッドが紹介されていた。 「人から受け入れられない恐怖を受け入れること」、「行動すること」、「自分が不完全であることを受け入れ、劣っている勇気を持つ」…刺さる言葉が多いです。 読むのに時間はかかりましたがじっくりと、考え方に良い影響をもらったように思います。2021/03/04

Miya

4
時間がなくて飛ばし読みしてしまったけれど、手元におきたい一冊。 読んでいると自己評価の不安定さに納得。問題のある状態から少しずつ改善するための実践方法も書いてあるので為になる。2017/09/09

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