日露戦争スタディーズ

個数:
  • ポイントキャンペーン

日露戦争スタディーズ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 06時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784314009560
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0021

出版社内容情報

1904(明治37)年に勃発し、近代日本の進む道を決定づけた日露戦争。その時代と社会をいま、世紀をへだてて改めて問い直す――。メディアと報道、戦場と植民地、軍隊と地域社会、銃後と民衆運動、記憶と慰霊……第一線の書き手たちがこれまでこぼれ落ちてしまっていた論点に光をあて、現代に通じるアクチュアルな問題を浮き彫りにする野心的な論集。図版多数。

著者紹介記事、書評掲載多数。朝日新聞2/16“著者成田龍一氏の関連記事”。静岡新聞・信濃毎日新聞・中国新聞2/29“著者小森陽一氏紹介「マスメディアが特定の戦争イメージに人々を動員する形が日露戦争に始まり、今のイラク戦争に続いている。自らの思考と判断で日露戦争像を構築してほしい」”。週刊文春3/4(宮崎哲也氏)、日本経済新聞3/6、サンデー毎日3/28「日露戦争の肯定を問い直す」(斎藤貴男氏)、週刊文春3/25(池澤夏樹氏)、他多数。

*******************

軍神神話●日比谷焼き討ち事件●愛国婦人会
司馬遼太郎●戦争画●従軍記者●戦争写真
自然主義文学●樺太●二○三高地●軍夫
忠魂碑●戦時ナショナリズム●国際法●性病
凱旋パレード●「国民」●義和団事件
黄禍論●良妻賢母●「血の日曜日」事件
鉄道●北緯50度●旅順港口閉塞作戦
「日本語普及」●戦跡ツアー●靖国神社・・・・


*******************

対談・いまなぜ日露戦争か *小森陽一 X 成田龍一
  必要のなかった日露戦争 *大江志乃夫

日露戦争を語るもの  *木下直之
  「三笠艦橋の図」と歴史の記憶  *北原 恵

想像の戦争戦場の記録
  ―『愛弟通信』『第二軍従征日記』『大役小志』を中心に  *紅野健介
  虚構と抵抗  *奥泉 光

義和団出兵/日露戦争の地政学―補給基地としての日本  *大谷 正
  日露戦争と国際法  *伊香俊哉

地域史としての日露戦争―陸軍輸送拠点・広島から  *荒川章二
  日露戦争と黄禍論  *市野川容孝

「国民」の跛行的形成―日露戦争と民衆運動  *成田龍一
  日本とアメリカ、世紀をへだてた類似性  *アンドルー・ゴードン

婆の力―奥村五百子と愛国婦人会  *飯田祐子
  戦争を知らない子どもたち  *斉藤美奈子

日露戦争とロシア社会―戦争熱から革命へ  *土屋好古
  日露戦期ロシア人の日本/自己イメージ  *ユリア・ミハイロバ

棄却されしものたち―日露戦争の経験と樺太  *坪井秀人
  日露戦争と言語政策  *イ・ヨンスク

日露戦争の記憶、記憶の中の日露戦争  *小森陽一
  「戦跡」というテーマ・パーク  *川村 湊

慰霊の政治学   *原田敬一


日露戦争ブックガイド50
日露戦争関連年表
日露戦争基礎データ集
索引

内容説明

メディアと報道、戦場と植民地、地域社会と軍隊、銃後と民衆運動、記憶と慰霊…。近代日本を方向づけたあの戦争、あの時代、あの社会を、世紀をこえていま問い直す。

目次

日露戦争を語るもの
想像の戦争戦場の記録―『愛弟通信』『第二軍従征日記』『大役小志』を中心に
義和団出兵/日露戦争の地政学―補給基地としての日本
地域史としての日露戦争―陸軍輸送拠点・広島から
「国民」の跛行的形成―日露戦争と民衆運動
婆の力―奥村五百子と愛国婦人会
日露戦争とロシア社会―戦争熱から革命へ
棄却されしものたち―日露戦争の経験と樺太
日露戦争の記憶、記憶の中の日露戦争
慰霊の政治学

著者等紹介

小森陽一[コモリヨウイチ]
東京大学教授(日本近現代文学)

成田龍一[ナリタリュウイチ]
日本女子大学教授(日本近現代史)

木下直之[キノシタナオユキ]
東京大学助教授(文化資源学)

紅野謙介[コウノケンスケ]
日本大学教授(日本近現代文学)

大谷正[オオタニタダシ]
専修大学教授(日本近現代史)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

396ay

1
修論用。総合図書館にて2022/11/28

kaz10000

0
★★☆☆☆ NHKで『坂の上の雲』をドラマ化すると何度目かの噂を聞いた2004年発行の本。日露戦争から100年。100年前の日本の世相や思想などを感じ取りたいと購入して、トイレ常備本として少しずつ読み進めて読了。一気に読んだわけではないので編纂の意向などは何も感じ取れなかったが、一部執筆者の記事が歴史を大観したものではなく、執筆者の思想を強調するがために現代の視点から日露戦争の部分的な事象を取り上げたと感じるものがあった。2010/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/25373
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。