出版社内容情報
意味を生み出す会話のプロセスを、事態構成を方向づける助詞の働き、意味知識の共有感覚などから分析・解明する。意味のやりとりがひきおこす社会現象や経済現象に迫り、社会科学と〈意味づけ論〉の橋渡しを試みる。
プロローグ
内容説明
日常会話から出発して、言語教育、合意形成などの社会現象へと進む「意味づけ論」のさらなる展開。
目次
情況編成・コトバ・会話―意味づけ論と社会現象
会話はいかにして成立するのか?―不確定性の中の共有感覚
事態構成の整序装置―助詞と動詞の働き
意味知識とコトバ使いの共有感覚―概念形成と言説の体制化
相互行為における対象把握―モノ注視とコトバ注視〔ほか〕