美のイデオロギー

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美のイデオロギー

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  • サイズ A5判/ページ数 604p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784314007283
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C1010

出版社内容情報

本書でいうところの「美的なもの」とは,芸術に限らず,世界認識や倫理,政治にまで深く関ってくるものだ。現代を代表する批評家イーグルトンが,カント,マルクス,フーコーなど,18世紀以降の代表的な思想家・哲学者たちがいかにして「美的なもの」を自らの体系にとりこみ,位置づけたかを読みとき,かつてない視点から近代思想史の見取り図を描いた注目作。

内容説明

美、欲望、文化、社会と政治。壮大にして華麗…あのイーグルトンが、近代思想・哲学を縦横無尽に斬る。

目次

1 自由な特殊性
2 心の法―シャフツベリー、ヒューム、バーク
3 カントの想像界
4 シラーとヘゲモニー
5 芸術品としての世界―フィヒテ、シェリング、ヘーゲル
6 欲望の死―アルトゥール・ショーペンハウアー
7 絶対的アイロニー―セーレン・キルケゴール
8 マルクス的崇高
9 真の幻影―フリードリヒ・ニーチェ
10 父の名―ジークムント・フロイト
11 存在の政治学―マルティン・ハイデガー
12 マルクス主義のラビ―ヴァルター・ベンヤミン
13 アウシュヴィッツ以後の芸術―テオドール・アドルノ
14 ポリスからポストモダニズムへ