出版社内容情報
「最高の英語文法のテキスト」と定評ある名著の新版。国際化時代に対応して大幅改訂! テクスト言語学、認知言語学など周辺分野の成果を取り入れた、文法書の新たなスタンダードである。
内容説明
「最高の英語文法のテキスト」と高い評価を受けてきたA University Grammar of Englishが20年ぶりに大幅改訂。改訂のポイントは、話し言葉や慣用表現の膨大な調査に基づく多数の例文と、使用の実態に即した解説によって、多様化する現代英語の生きた姿をとらえたこと、また、80年以降発展した語用論、テクスト言語学、認知言語学の成果を文法記述のなかに積極的に取り入れていることである。今世紀の文法研究の到達点を示す決定版。
目次
英語
全体的な枠組
動詞と助動詞
動詞句の意味論
名詞と限定詞
代名詞
形容詞と副詞
副詞類の意味と文法
前置詞と前置詞句
単文〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Omelette
1
副詞の分類(付加詞、従節詞、文接詞、合接詞)が読解にも役に立つ。 本文では用語も全部日本語化されていて、巻末の用語索引が原語との対照表になっているけれども、本文中にも原語表記を入れてほしかった。2019/12/02
Omelette
1
原著は1990年で、その当時までの多方面の言語学の研究成果が取り込まれ、それなりにシンプルにまとめられている(900ページほどあるが)。英語文法のさまざまな分野について、生成文法の知見なども取り込んで、見通しよく眺められる。伝統文法の若返り、フレッシュさを感じた。項立てやその配列もよく練られている。この本の現代版が見たいものだ。/ 「大学編」というのは、文法研究への序説といったような意味か。/ 訳書としては、自分が手に入れたのは初版だったがその宿命として訳抜けや誤植が多い。例文の訳はとくにひどいものが。2019/10/18