出版社内容情報
《内容》 現代医学は一つの曲り角にたっている。方法論不在の医学研究や教育,さらには医療制度。そしてそれが営利主義と結びついたときの新薬の濫造,薬漬け医療。医師であり,医療ジャーナリストである著者は,みずみずしい情熱をもってこれらの問題に取り組み,今後の医学の方向――コンピュータ診断,医学教育,薬事行政への具体的提案を行う。
内容説明
計算機診断の論理から薬物療法の批判、医療制度の再検討など未来の医学への道を展望。
目次
第1章 訣別の言葉
第2章 新しい芽ばえ
第3章 診察という名の官能検査
第4章 検査する機械
第5章 診断する機械
第6章 治療学の危機
第7章 科学としての治療学
第8章 新しい医学への道