出版社内容情報
現代アメリカ随一のマルクス主義批評家ジェイムソンの,フランクフルト学派,ポスト構造主義まで見通す豊饒な知が,みずからの批評方法の表明から,ロラン・バルト,ジャック・ラカン,さらに現代建築やSF,60年代論まで幅広いテーマを扱った,知的刺激の尽きない論文集。後期資本主義の世界システムの未来を問いつつ,ユートピアへの変革をあくまで模索する。
内容説明
フロイト、マルクスからフランクフルト学派、ポスト構造主義まで広く見通す豊饒な知が、後期資本主義の世界システムの未来を問う。アメリカを代表する批評家の思想の全貌。
目次
理論の諸状況(メタ註釈;テクストのイデオロギー;ラカンにおける想像界と象徴界)
歴史のシンタクス(建築とイデオロギー批判;政治的問題としての快楽;島と壕―中和とユートピア的言悦の生産;理論の政治学―ポストモダニズム論争におけるイデオロギー的立場;マルクス主義と歴史主義;60年代を時代分析する)
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