依存症と家族

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依存症と家族

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784313860223
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0011

内容説明

アルコール依存、摂食障害、薬物依存、ギャンブル依存、買い物依存、共依存、恋愛依存…さまざまな依存症はなぜ生まれるのか。家族の関係から問題を解き明かし、回復するための方法をわかりやすく伝える一冊。

目次

第1章 依存症とはなにか
第2章 不安と依存症
第3章 怒りと依存症
第4章 抑うつ感と依存症
第5章 依存症者の嘘
第6章 傷ついた自己愛
第7章 怒りの渦巻く家
第8章 家族がなすべきこと、してはならないこと
第9章 回復のプロセス
第10章 ある達成

著者等紹介

斎藤学[サイトウサトル]
1941年、東京都生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。同大学医学部助手、WHO研修生、フランス政府給費留学生、国立療養所久里浜病院医長、東京都精神医学総合研究所主任研究員を経て、1995年より家族機能研究所代表。アルコール依存、児童虐待、摂食障害などの嗜癖研究、アダルト・チルドレン概念についての第一人者であり、また、行動する精神科医としてセルフヘルプ・グループへの活動支援など、多方面で活躍中。日本嗜癖行動学会理事長、雑誌『アディクションと家族』編集主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

10
依存症とは「わかっちゃいるけどやめられない」という状態のこと。 依存症とはなにか。不安と依存症。怒りと依存症。抑うつ感と依存症。依存症者の嘘。傷ついた自己愛。怒りの渦巻く家。家族がなすべきこと、してはならないこと。回復のプロセス。ある達成の各章から構成されている。 2014/01/31

AZUKI

6
勉強になった。更に深く読みたい。2014/09/11

うちこ

3
「親の子に対する過剰な世話焼きは、愛から発しているとしても、子どもが親の愛に報いようとするあまり親にとって都合のよい「良い子」になってしまうという場合があります。」自分の周囲に限らず共通する要素のような気がして、このフレーズをメモした。2011/04/24

a_yosh

2
基本書。2012/03/27

ひつまぶし

1
1984年に出した本の改題版ということで、依存症一般の概説から始まり、不安や怒り、抑うつ感など、依存症にまつわるいくつかの横顔を確認したのち、家族との関係や回復のあり方が説かれる。読んでいて違和感が強まったのは、あくまで家族の問題として語られ、回復も家族ぐるみのものとしてしか語られないところ。本人が新たに出会う恋人や友人、職場の人間関係などは等閑視されている。まずは依存症を関係の中に位置づける必要があり、家族という単位をフレーム化したということなのかもしれないが、今読むにはちょっと視点が古い気がした。2022/12/27

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