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内容説明
日本の歴史を彩るヒロイン春日局。将軍秀忠の長男・竹千代(家光)の乳母をつとめ、三代将軍継嗣をめぐり、次男・国松(忠長)を溺愛するお江与の方と激しく対立。世継ぎの座を秘策で守り、終身、家光の母代として大奥に権勢をふるう。波瀾万丈の生涯を終えた春日局は、果たして女として幸福であったのか…。表題作ほか四篇を収録。
著者等紹介
杉本苑子[スギモトソノコ]
1925年東京生まれ。文化学院卒業。62年「孤愁の岸」で第48回直木賞受賞。78年「滝沢馬琴」で吉川英治文学賞、86年「穢土荘厳」で女流文学賞受賞。95年度文化功労者
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