西遊記〈4〉三蔵法師、三大仙と法力を競う

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784312010209
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

烏鶏国の国王に化けた妖魔を追い払い、三蔵法師主従は西への旅を続ける。と、一行の前に、子供の姿をした恐るべき妖怪・紅孩児が現れた―。この妖怪は、かつて孫悟空が兄弟の契りを結んだ牛魔王と羅刹女の一人息子。口から炎、鼻から煙、両眼からも火陷を噴き出し、さすがの三弟子も手を焼いた。悟空は牛魔王に化けて、紅孩児の栖・火雲洞に入るが、見破られ、普陀山の観音菩薩に助けを求めた。さすがの紅孩児も観音には適わず、受戒して観音に弟子入りし善財童子と名乗る。次いで黒水河の大鰐の精を退治した一行が辿り着いたのは、排仏の国だった…。

著者等紹介

邱永漢[キュウエイカン]
1924年台湾台南市に生まれる。1945年東京大学経済学部卒業。1946‐54年台湾・香港にて銀行員・貿易商など国際舞台の第一線で活躍。1954年日本に住む。1955年小説「香港」にて第34回直木賞を受賞。以来、作家・経済評論家・経営コンサルタントとして知名度が高く、また自分でも多数の会社を運営している。現在、自らが主宰するHPにおいて毎日連載の「もしQ」を発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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