西遊記〈第3巻〉金角、銀角、山を移す

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784312010186
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

三千年に一度花が咲き、三千年に一度実を結ぶという不老長寿の仙果・人参果のなる樹を、孫悟空は如意棒で根こそぎにしてしまった。樹を生きかえらせろ、と鎮元大仙に迫られた悟空は、窮余の一策、観音菩薩の助けを求めて南海へ飛んだ。観音が浄瓶から甘露水を注ぐと、不思議や、枯樹から緑の枝葉が生い茂ってきた…。旅の途上で、次々に妖怪を打ち殺した悟空は、ついに三蔵法師の怒りを買い、破門されて花果山へ帰る。悟空を追放した一行が白虎嶺を越えた所で、三蔵は妖魔・黄袍怪に捕えられてしまう。八戒は雲に乗り、一路、花果山へ向う。八戒の口八丁で儀侠心をくすぐられた悟空は、怒り心頭に発して…。

著者等紹介

邱永漢[キュウエイカン]
1924年台湾台南市に生まれる。1945年東京大学経済学部卒業。1946‐54年台湾・香港にて銀行員・貿易商など国際舞台の第一線で活躍。1954年日本に住む。1955年小説「香港」にて第34回直木賞を受賞。以来、作家・経済評論家・経営コンサルタントとして知名度が高く、また自分でも多数の会社を運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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