内容説明
４８メートルもの高さを誇った古代の出雲大社はどのようにして建てられたかこの「大社」を生んだ人々は何者か？古代建築物の復元を通してみた古代史像の真実。
目次
第１部 古代出雲大社の心象風景―幸の祝福もたらす神事の異界（出雲をとりまく事情；出雲大社の造営；橋と柱；神賀詞奏上にみる異界性）
第２部 復元・古代出雲大社（神々の国から；出雲の大社が伝えるもの；古建築を復元すること；失われたかたちを求めて；姿をあらわした古代の出雲大社；古代出雲大社の構造解析；立ち上がる古代の姿）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
安瀬内喬
2
むちゃくちゃ面白い。現在の常識として神話を切り捨てられないことを証明した１冊。大林組に敬意を払いたい。2012/10/08
moopee
0
建造物には"その時代その場所でしか生まれ得なかったものがある"。高さ48mの幻の巨大神殿というロマン。平成元年の試算で人足12万人・予算122億円2019/11/12
