ふくろうの本
図説 英国執事―貴族をささえる執事の素顔

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 151p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761923
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0339

内容説明

みんなの心に、なんとなくのイメージはあるけれど、実態の見えてこない「英国執事」。何を思い、どんな仕事をしていたの?何時に起きて、給料はいくら?出世の道は?恋や結婚は?御主人様や奥方様とのあやうい関係?ときには犯罪に走ることも!?―。

目次

序章 執事の幻影
第1章 執事の起源
第2章 主人の生活
第3章 執事の出世
第4章 執事の日課
第5章 執事の生活
第6章 執事の余暇
第7章 執事の堕落
第8章 執事と主人

著者等紹介

村上リコ[ムラカミリコ]
千葉県生まれ、東京外国語大学卒。編集プロダクション勤務を経て、2003年よりフリーライター。『英国戀物語エマ』『黒執事』など、過去の英国をモデルにしたテレビアニメーションの考証も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aquarius

41
【気になる所以外は流し読み】執事と聞くときっとアニメの影響が強すぎるのだろう、内容にもあるイメージ通りだが実際は異なり奥が深い。神話になりつつある失敗談が面白かった。スチュワード、バトラー等々聞き覚えのある言葉達。私が1番気になったのは貴族を呼ぶ時の言葉たち。何気なく読んだのだが、階級社会というものが実在したこと、数百年前の当たり前の姿であったこと。資本主義社会の次はいったいどうなっていくんだろう?と本書と全く異なったことを考えておりました。2016/05/29

はるき

33
日本のfictionの中と現実は違いますが、やはり萌えpoint満載です。優秀で忠実な執事なんて今も昔も希少なんだなぁ。2017/06/16

ごへいもち

27
暑くてだるいので軽い本ばかり読んでます。これも軽く面白かった2012/08/09

藤森かつき(Katsuki Fujimori)

20
執事だけでなく、家令や、従者といった家事使用人全般についても詳細で興味深かった。労働者階級の家の子供が上流階級の世界を垣間見て、下働きから上級の使用人たる執事を目指し、転職を繰り返してのし上がり出世して行く。仕える家の規模にもよるとはいえ、執事になるには、それなり野心が必要なのだなぁ。2014/06/07

noémi

16
貴族の生活を詳細に知ろうとするならまず、使用人の実態というものから知ったほうがよいだろうと思い読了。ヨーロッパの大貴族って日本の江戸時代の藩主みたいなもの。ロンドンと自分の領地にお城があって、そこに執事と家令が。家令も執事も従者の似たようなものなんじゃないの?と思うなかれ。日本にも家老とか若年寄とかいるじゃん。格式が高い家になればなるほど、仕事が細分化され、求められるグレードも高くつくものなの。次はメイドの本を読むわ~。2017/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5111785
  • ご注意事項