出版社内容情報
返上と実施。二つのオリンピックで都市・東京はいかに変容したのか?! 第12回(1940)・第18回(1964)オリンピック東京大会を、都市・建築の視点から読み解く画期的な論考。
内容説明
東京は、第12回(1940)と第18回(1964)オリンピックの開催都市に選ばれた。第12回オリンピックは戦争激化のため返上、第18回オリンピックは成功を収め、戦後復興を国内外に知らしめた。二度のオリンピック東京大会の計画と実施を、都市・建築の視点から読み解くことで、戦前から戦後にかけての首都・東京とその建築の変容を浮き彫りにする。
目次
第1部 第12回オリンピック大会(一九四〇年)(オリンピック招致から返上へ;戦前の都市計画;競技場;オリンピック村;都市基盤)
第18回オリンピック大会(一九六四年)(オリンピック招致から開催へ;戦後の都市計画;競技場;選手村;都市基盤)
補遺 第31回オリンピック大会(二〇一六年)招致
著者等紹介
片木篤[カタギアツシ]
1954年、大阪府生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院環境学研究科教授(建築設計・意匠)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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