内容説明
「衆議院・参議院はどうちがう?」「二世議員はなぜ多い?」「マニフェストと公約のちがいは?」など、おさえておきたいことが全てこの1冊に。
目次
第1章 選挙は「税金を使う人」を選ぶ
第2章 選挙の方法で結果を変えられる
第3章 選挙が「国のかたち」を決める
第4章 日本の選挙は2種類だ
第5章 国会議員は特別扱い
第6章 アメリカ大統領選挙の仕組みも見よう
第7章 選挙はオモシロイ
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。科学・文化部記者を経て、NHK報道局主幹に。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として大活躍。わかりやすく、丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広く人気を得る。2005年3月にNHKを退職し、フリーのジャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みゃーこ
22
税金の使い道を決めるのが政治家。無駄遣いせず上手に使ってくれる人を、賢く選ぶ目を養うための本。 2012衆院選目前に「衆議院・参議院はどうちがう?」「二世議員はなぜ多い?」「マニフェストと公約のちがいは?」など、おさえておきたいことが全て、小学校で習ったはずのこと、あるいは新聞を読んでいれば判るような知識がコンパクトにまとめられ一気におさらいができた。情報は少し古いけど。2012/12/20
コウメ
19
選挙に対してあまり関心がなく中学校で習った知識程度しかなく読むのに苦労しました。しかし読むにつれてあまりにも知らなすぎた。ため途中から恥ずかしいと思い始めました。 衆議院選挙、参議院選挙の当選までは知っていましたが大統領選挙や国会議員の給料など見た時は驚きました 読んだ感想は大統領選挙は国民が選ぶので国民全員が興味を持ち投票するに対して日本の内閣総理大臣の選挙は国民が投票しないのでどうしても他人事の気がして(;-ω-)ウーン もっと政治に対して関心を持つべきだと感じました。2019/03/15
Aya Murakami
13
テレビの池上彰のスタンスそのままにたんたんと選挙の仕組みを解説。 それにしてもわたくし含む日本国民って信頼されてないのですね…。選挙に限らず様々な法規制もそんな思想の延長なのだろうか?2017/10/26
Gummo
9
「国民は、結局は自分たちにふさわしいレベルの政治家しか持てません」。時事問題や社会の仕組みを分かりやすく解説してくれることでおなじみの池上さんが、選挙についてこれまた分かりやすく解説してくれている本。タイトルからするとジュニア向けの本のようですが、アメリカ大統領選挙の仕組みなど知らないこともあり勉強になりました(シュワちゃんが大統領になれない理由とか)。4年前に出た本ということもあり、情報が古いところはありますが、選挙の基本を知ることができる1冊です。2012/11/20
外野伽夜
5
大人気人物である池上彰さんが選挙について解説した本。すごく軽い説明なので読みやすい反面知識量的には物足りないかも。私は今ある知識の復習として読めてとても読みやすかったです。ちょっと理想論が多いかなーという気もしますが青少年向けとしては希望が持てる方がいいのかな。「14歳の世渡りシリーズ」は良書が多くて好きです。2014/11/10