内容説明
量子力学の大難題「半分生きてて半分死んでる猫」という世紀のパラドックスを解決する。
目次
「量子力学」の誕生前夜
アインシュタインとド・ブロイのただならぬ関係?!
量子力学の確立と、さらに深まる謎を追って
「観測すること」と「認識すること」
「多世界解釈」の主張
ノイマンとエベレットの発想法
同時進行する多数の世界
「シュレディンガーの猫」問題を解決する
アインシュタインの思考実験と、世界の分離不可能性
アインシュタインvs.ボーア論争の解答〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ipusiron
1
メモ完2013/07/29
akira78
1
「世界の捉え方」の幅が広がった1冊でした。生粋の文系ですが、なんとなーく、わかったような気になれました。面白い本です。
hits_y
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観測されるまで不確定と言われるより、マルチバース的な説明の方が受け入れ易いのは確か。仮に宇宙が11次元であるならば、むしろ多元であって然るべきって感じするし。2017/07/16
\しおり/
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今まで現象としてしか知らなかったシュレディンガーの猫やパラレル・ワールドが少しだけわかりかけた。多世界解釈では、関数の結果が0であってもその値をとる「重ね合わせ」は無数に共存するとのこと。章ごとに簡単にノートに抜き出しながら読んだ。2016/07/14
galoisbaobab
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波動関数が表すものが√確率って考えちゃうと波動関数が”収縮”する論理的な説明できないじゃん?つまり波動関数が表すセカイの寄与率だと考えて全部が重ね合わさったセカイってことにすりゃいいじゃん、”収縮”するんじゃなくて観測した後は”干渉がおこらなくなる”んじゃよって頭では理解できるけど体では理解できん。。。2014/12/27