トルストイ全集 〈14〉 宗教論 上 中村白葉

トルストイ全集 〈14〉 宗教論 上 中村白葉

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309602646
  • NDC分類 988

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

23
2012.09.28(つづき)トルストイ著/中村白葉・中村融訳。 201209.28 彼らが、神であるイエスの教えを、エズラの教え、セオフィウクトの教え、などと同列に置き、おぞましくも、神の言葉を、人の言葉を基礎に曲解し、変改して冒した聖物冒瀆の罪を、弁解しなければならない。 私は今や、この書を完成するにあたって、一種の歓喜と、並びに、自己の弱さ恐怖で覚悟を決めている。   2012/09/28

i-miya

21
2012.08.22(初読)トルストイ著/中村白葉・中村融訳。 2012.08.21 (教義神学批判) 聖者伝と聖書、「はじめに啓示された」となっている。 だが、初めに啓示されたとは、どういうことなのか。 しれへの言及はない。 神学の定義によると、「教義は教会によって授けられる真理である」 真理とは、神の教えを求める人々に、啓示したものであることは、間違いない。 教会とは何を意味するものか、ということを知らねばならない。 2012/08/23

i-miya

18
2012.09.28(つづき)トルストイ著/中村白葉・中村融訳。 2012.09.15 予はまた各章の冒頭に、内容の簡単な定義の他、キリストが弟子たちに教えた祈りのなかで、各章に適応した言葉をも抜粋しておいた。 主の祈りと、一句、一句、意味と順序が一致しており、驚き、喜んだ。 一. 我々の父よ、人は、神の子である。 二. 元の存するところのもの、神は根源なる霊的本源である。 三. なんじの名をあがめしめたまえ、この生命の本源は、神である、   2012/09/28

i-miya

16
2012.09.01(つづき)トルストイ著/中村白葉・中村融訳。 2012.08.31 (『教義神学批判』、つづき) これから述べることは、真理である。 なんとなれば、教会がそれを教えるからだ、ということに帰着したのと同じ。 過ちを犯すはずがない教会だから、一切の議論は無用だとの態度。 不明確なばかりでなく、不誠実でもある。   3. 第10節、この全世界的な信仰は存在する。 2012/09/01

たつや

15
「要約福音書」「宗教論文」「教義神学の批判」「悪に酬いるに悪をもってせずということについて」が興味深く読めました。ただし、一読では理解できませんでした。結局、聖書の真偽を全て信じれるか?どこを信じるか?ということも、神を信じることには必要不可欠のような気もします。本当に深いなあと思います。「懺悔」では学生時代にビックニュースだと騒ぐ友人の放った一言「神は本当はいないんだ大人が言ってることは全部嘘」という一節は笑ってしまった。2016/06/14

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