内容説明
けん玉が上手かったあいつとの別れ、誕生日に自腹で食べた高級寿司体験、本が“逃げ場”だった子供の頃のこと…朝日新聞の連載で話題になったエッセイのほか、「受賞の言葉」や書評も収録。魅力全開の、初エッセイ集。
目次
1 指先からソーダ(父の「退職願」;伝わらなくてもいいんだ;シロップをこぼした場合の処置法 ほか)
2 アイスカフェモカショートサイズ(俵万智著『プーさんの鼻』書評;小島信夫著『残光』書評;金子光晴著『流浪―金子光晴エッセイ・コレクション』解説)
3 硬くて透明な飴(受賞の言葉;あるがままのドロップ;小説への旅 ほか)
著者等紹介
山崎ナオコーラ[ヤマザキナオコーラ]
1978年、福岡県生まれ。2004年、会社員をしながら書いた『人のセックスを笑うな』で第41回文藝賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。