河出文庫
落語とはなにか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309409092
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

内容説明

さまざまな古今の名人、気鋭の芸風を紹介しながら、落語の魅力をあますところなく伝える落語論の決定版。

目次

1 落語、その位置(追いつめられた落語;運動と無縁の藝;大衆藝能としての落語)
2 落語、その文学性(落語と文学;速記本の変遷にみる文学性;サゲの意味;文学性からの脱却;新作落語の問題)
3 落語、その藝(語り口の個性;落語の演技術;きかせる藝のなかの見せる要素;落語の嘘とリアリティ;落語家の藝ち生活)

著者等紹介

矢野誠一[ヤノセイイチ]
1935年、東京生まれ。麻布学園、文化学院に学ぶ。演劇・演藝評論家、コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんすこむたん

1
質の高い著書。落語についての基本、性質から深い所までをなるほどと納得させる理論的な文書がいい。2016/09/03

タケミチ

0
文庫化は2008年だけど、親本は1970年出版なんで、まだ落語協会分裂騒動も起きていない時代の本。当然、現在の落語を取り巻く状況はこの頃とは変わっているけれど、これは良著。自分では考えたことのない側面からも落語に迫っていて、たいへんお勉強になりました。2013/09/07

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