内容説明
さまざまな古今の名人、気鋭の芸風を紹介しながら、落語の魅力をあますところなく伝える落語論の決定版。
目次
1 落語、その位置(追いつめられた落語;運動と無縁の藝;大衆藝能としての落語)
2 落語、その文学性(落語と文学;速記本の変遷にみる文学性;サゲの意味;文学性からの脱却;新作落語の問題)
3 落語、その藝(語り口の個性;落語の演技術;きかせる藝のなかの見せる要素;落語の嘘とリアリティ;落語家の藝ち生活)
著者等紹介
矢野誠一[ヤノセイイチ]
1935年、東京生まれ。麻布学園、文化学院に学ぶ。演劇・演藝評論家、コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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