生命をめぐる冒険―進化・ミーム・コンピュータ

生命をめぐる冒険―進化・ミーム・コンピュータ

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309250953
  • NDC分類 461
  • Cコード C0045

内容説明

寄生生命体・SF・情報・人工生命―生命とは?人間とは?知の境界を超えて生命と周縁の生命現象に迫るしなやかな思考。

目次

第1章 岩明均『寄生獣』をめぐって―寄生生命体の生命観
第2章 ディスプレイに棲み増殖する「生命」
第3章 生命へのアプローチ
第4章 フィクショナル・サイエンスの扉を開くもの
第5章 生命という情報の海
第6章 SALTの時代―柔らかな知の共有

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

37
サブタイトルに、「ミーム」とあったので、脳科学の参考になるかと思い読んでみた。触れてあるのはごく一部だったけれど、概念はわかった。サブカルチャーの見地から生命科学にアクセスしており、興味深く読了できた。2015/05/28

Hisashi Tokunaga

0
遺伝子情報とは別異に人間の文化情報の伝播を論じる。個体の尊厳もかく文化情報なのかはたまた遺伝子情報なのか?(2013・3記)⇒非西洋の近代化を論じようとする時、「固有の文化」なる概念が理性を抑圧(=理性による批判を許さない)し、かつ不寛容となる(=文化が人間以上に権利を主張すると言い換えても良い)。このことは<日本>においても、時を置いてしばしば政治過程で顕在化するのである。遺伝子の利他性に対し、文化は排他性に機能することがある。佐倉さんどうでしょう?

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