内容説明
ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、ロシア、ウクライナ、スイス、オーストリア、デンマーク、ハンガリー、アイスランド…「3.11」はヨーロッパにいかなる衝撃を与えたか?そのとき、政治家はいかに動いたか?マスコミは?市民たちは?チェルノブイリのトラウマは?隠されてきた重大な放射能汚染とは?そして、日本に大きなヒントを与える新エネルギー技術の数々…脱原発の未来は?在欧20年ヨーロッパ中を取材してきたジャーナリストが問う。
目次
第1章 未来に警鐘を鳴らした欧米の原発事故(ソ連初の原爆製造プラント‐マヤークの三つの原子力惨事―ロシア;世界初のウィンズケール原子炉事故―イギリス;いまだ終わらぬチェルノブイリ原発事故―ウクライナ ほか)
第2章 フクシマの影響とエネルギー政策(二〇三四年までに原発廃止を宣言―スイス;チェルノブイリのトラウマ、脱原発宣言―ドイツ;原発に政治生命をかけるサルコジ大統領―フランス ほか)
第3章 ヨーロッパで注目の脱原エネルギー(巨大バイオマス発電プラントの成功―オーストリア(ウィーン)
バイオマスプロジェクトで蘇生した町―オーストリア(ギュッシング)
小さなソーラータウンの挑戦―オーストリア(グライスドルフ) ほか)
著者等紹介
片野優[カタノマサル]
1961年生まれ。群馬県館林市出身。ジャーナリスト。東京都立大学法学部卒業。出版社勤務の後、1991年よりオーストリアのウィーン、ハンガリーのブダペストに滞在。現在、セルビア共和国のベオグラードで出版社を経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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