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低線量被曝のモラル

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309245782
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0036

内容説明

「安全」をめぐって大討論&論考。さまざまな問題点を明らかにする。放射線医学、物理学、哲学、倫理学、情報学など、“低線量被曝”の広大な問題をどう捉えるか。

目次

1 「安全」と医のモラル(がんと放射線;福島原発事故とは何か―逆システム学から;リスク評価とリスク管理の混同をめぐって)
2 「安全」の意味とは何か(科学者はどのようにして市民の信頼を失うのか?―放射能の健康への影響をめぐる科学・情報・倫理;安全の語りをめぐって)
3 「わからない」のはなぜか(シュレーディンガーのチェシャ猫は笑うか?―「確率的創発としての生命の問い」に向けて;因果関係とは何か―低線量被曝の因果的影響をめぐって)
討論1 何を論ずべきか?
討論2 何をなすべきか?

著者等紹介

一ノ瀬正樹[イチノセマサキ]
1957年生まれ。専攻、哲学。東京大学大学院人文社会系研究科教授

伊東乾[イトウケン]
1965年生まれ。作曲家・指揮者。東京大学大学院情報学環准教授

影浦峡[カゲウラキョウ]
1964年生まれ。専攻、情報媒体論、言語メディア論。東京大学大学院教育学研究科教授

児玉龍彦[コダマタツヒコ]
1953年生まれ。専攻、内科学、分子生物学。東京大学先端科学技術研究センター教授、東京大学アイソトープ総合センター長

島薗進[シマゾノススム]
1948年生まれ。専攻、宗教学。東京大学大学院文学部教授

中川恵一[ナカガワケイイチ]
1960年生まれ。専攻、放射線医学。東京大学医学部附属病院放射線科准教授、緩和ケア診療部部長(兼任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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