出版社内容情報
都合の悪い意見や批判を封じるための嫌がらせ訴訟(SLAPP)が横行している。その被告=被害者となったジャーナリストたちが、SLAPP裁判の実態や名誉毀損訴訟の問題点を検証する。
内容説明
都合の悪い意見や批判を封じるための嫌がらせ訴訟(SLAPP)が横行している。その被告となったジャーナリストたちが、SLAPP裁判の実態や名誉毀損訴訟の問題点を検証。嫌がらせ裁判の対象は、言論界だけでなく一般にも広がっている。
目次
第1部 マングローブ裁判篇(マングローブ裁判の実害とは?;訴えられるとわかっていて、なぜ記事を書くのか? ほか)
第2部 オリコン裁判篇(オリコンとの因縁は『AERA』の記事が発端だった;雑誌『サイゾー』からのコメント取材の経緯 ほか)
第3部 総括篇(マングローブ裁判の途中経過;オリコン裁判の途中経過 ほか)
第4部 矢田次男弁護士に聞く 訴える側の理屈(名誉毀損の被害は目に見えない;「表現の自由」と「名誉権」との衝突 ほか)
著者等紹介
烏賀陽弘道[ウガヤヒロミチ]
1963年、京都府生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社し、三重県津支局、愛知県岡崎支局、名古屋本社社会部、『AERA』編集部などを経て、2003年に早期定年退社。1992年にコロンビア大学国際関係大学院に自費留学し、軍事学で修士号を取得
西岡研介[ニシオカケンスケ]
1967年、大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業後、神戸新聞社に入社し、阪神淡路大震災や神戸連続児童殺傷事件などを取材。その後、『噂の眞相』『週刊文春』『週刊現代』の記者を経て、現在はフリー。著書『マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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