ジル・ドゥルーズ 無人島 1969‐1974

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309242903
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

内容説明

単行本未収録の論考・対談・インタヴューを編んだドゥルーズ思考集成。1968年以降の希望と絶望とともに新しいドゥルーズが甦る。

目次

スピノザとゲルー氏の一般的方法
断層と局所の火
ヒューム
何を構造主義として認めるか
三つの問題群
「囚人たちがわれわれに期待すること…」
知識人と権力
評価
ドゥルーズ/ガタリが自著を語る
エレーヌ・シクスーあるいはストロボスコープのエクリチュール
資本主義と分裂症
「君のなかの君の『欲望装置』とはなにか」
H.M.の手紙について
冷たいものと熱いもの
ノマド的思考
資本主義と欲望について
精神分析に対する5つの提言
面と表面
『牧神たちの五月後』への序文
植樹者の技芸

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

11
ドゥルーズ=ガタリ共著時代のインタビューが多く、革命の季節のなかで、下部構造としての「欲望」の発見、それを管理、利用する資本主義へのカウンターの可能性が熱を持って語られる。初期の哲学時代のドゥルーズと比べ、精神分析、政治のドゥルーズの時代となっているが、ある流れ、持続をいかに特定の方向に管理するシステムがあり、またそれに逃走線を引いて転覆を企てるのは、いかにガタリの声が共に響いていても差異の哲学からの自然な帰結と捉えることができる。各批評文もスタイルが決まっていて面白い2013/11/03

hakootoko

3
「何を構造主義と認めるか」(檜垣立哉『解けない問い』のブックガイドにあったので、読んでみました。わかりません!)2021/04/02

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