クマのプーさんの哲学

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クマのプーさんの哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309241852
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

「ぼくに聞いたら、なんでもこたえてあげる」のんびり屋さんで、はちみつが大すきな愛すべき「あたまの悪いクマ」プーが、あなたのかかえる問題も悩みもふきとばす!E.H.シェパードの挿絵も満載。イギリスで話題のベストセラー。

目次

1 この本はどんな本か
2 プーと古代ギリシア―プラトン、アリストテレスなど
3 プーと17世紀の合理主義者たち―デカルト、スピノザ、ライプニッツ
4 プーとイギリス経験主義の伝統―ロック、バークレー司教、ヒューム
5 後期経験主義―ミル、ラッセル、エイヤー、ポパー、ウィトゲンシュタイン
6 プーとドイツ哲学者たち―カント、ヘーゲル、ニーチェ
7 プーと実存主義―マルセル、ハイデガー、サルトル、カミュ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

88
哲学の専門用語を知っていないとちょっと厳しいものを感じました。それにしてもあのプーさんの可愛らしい物語からここまで哲学的な要素を掘り下げられることに驚かされます。一見頭の悪いプーさんたちですが、実は小さな哲学者なのかもしれませんね。ただ、こじつけかと思うところが結構ありました。やはり純粋に童話として楽しむプーさんがいいです。2017/01/31

ツバメマン★こち亀読破中

25
クマのプーさんとその仲間たちは西洋哲学を体現している、そして彼らの物語にはすべて哲学的な意味を含んでいる…ということにしてプーさんの物語を解説した一種のパロディ本。哲学のことを殆ど知らないので読んでいて脳が疲れました!これは糖分補給のためにハチミツを舐めないと~。2017/05/04

いろは

16
『クマのプーさん』と言えば、可愛い人気のキャラクターで、もっと言えば、愛すべき愚か者の代名詞であるが、そのキャラクターや物語が、哲学はもちろん、論理学、数学とも関係しているのは、ご存知だろうか。この作品で、プーは、「偉大なるクマ」、「超クマ」と言われていて、徹底した哲学者である。もしかしたら、ディズニーやサンリオにも、そのキャラクターや物語に哲学があるかもしれない。もし、そうだとしたら、ただ可愛いくて素敵な憧れの世界であるだけではなく、もっと楽しく、もっと面白く、もっと奥深い世界になるのは、分かるだろう。2019/02/17

かさお

14
もともと「絵本」は、シンプルな言葉、直接的に書かれてなくても、『察する』ものだと思っている。『絵本って深いわ〜』とよく思うし。さて、ギリシャ哲学に始まり、カミュ、ニーチェ、サルトル、様々な時代と国の哲学の要素がプーの世界に入っているらしい。まぁそう言われたらそうなのだろうが、よくここまで紐つけたな、という作者の粘着質な執着に驚いた。他の絵本にも、色んなことが言えよう。例えば「ノラネコ軍団」は水戸黄門の匂いがする(ラストでお約束の懲らしめとか)いつか「ノラネコ軍団と水戸黄門」という研究本が出たら面白い😅2020/06/12

13
プーさんが好きで題名に惹かれて読んだのですが、私には難し過ぎました。哲学の専門用語が結構出てきていて、気が付いたら挿絵を見たいが為に読んでいるという感じになっていました。うーん…私の中のプーさんは頭が悪くてもいいです。2014/04/06

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