内容説明
インターネットが世界中に網を張り、家庭に職場に様々なメディアが侵出するなか、今どんな変化が起こりつつあるのか、これから何が起こるのかを解き明かす未来への案内書。マクルーハンのメディア論のエッセンスを詰め込んだマルチメディア時代のバイブル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サイバーパンツ
13
活字文化を否定し、電気文化に大きな期待をかけていたマクルーハンが、写真に絵画、逆さ文字や鏡文字、タイポグラフィと紙の上で表現できる手段を最大限使って、書物が書物であることを超えようとした挑戦の書である。そんなマクルーハンの目論見通り、本書は「本を読む」というより、現代アートや前衛映画のように「見て感じる」ものとなっている。ここまで、アートとして語ったが、もちろん、今なお、電子メディアへ通じる所がある良書なのは言うまでもない。2016/05/14
Pupu
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○ 難しい2013/03/10
みなみ
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まずタイトルからして洒落っけがある。メッセージ(message)とマッサージ(massage)をかけるあたり。中身はメディアの教科書というよりも、写真と短文を主とした現代アート的である。2011/07/05
夜行性の生き物
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文字と写真を組み合わせた現代アート2011/02/25
miz
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「モザイク的メディア」を書籍で実践した本。2009/07/28