永遠の道は曲りくねる

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永遠の道は曲りくねる

  • 宮内 勝典【著】
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  • 河出書房新社(2017/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 419p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309025681
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世界を放浪の末、有馬が辿り着いた沖縄の地。いま、運命は動き出す。《終わらぬ悲劇の連鎖》と《生命の煌めき》を描く至極の超大作!

宮内 勝典[ミヤウチ カツスケ]
1944年、ハルビン生まれ。著書に『南風』(文藝賞)、『金色の象』(野間文芸新人賞)、『焼身』(読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞)、『魔王の愛』(伊藤整文学賞)他多数。

内容説明

人々のために祈れ―「お前も、沖縄にこないか?」―世界を放浪していた有馬は、かつて世界的新興教団のブレーンだった男・田島に誘われ、沖縄の精神病院で働くことになる。医院長の霧山は元全学連のリーダーで、沖縄返還前後からシャーマン教団の乙姫さまとともに戦争で傷つき心を病んだ人々の治療を続けている。ある日、乙姫さまのもとへ「GRANDMOTHERS COUNSEL」を名乗る集団から、沖縄の「平和への祭典」開催を相談する手紙が届くのだが…。有馬、霧山、乙姫さま、島ハーフの七海とアタル、戦争PTSDを抱える患者のジェーン、宇宙ステーションで働くジム―祝祭の日、洞窟の中でグランマザーたちが祈りとともに世界の悲劇を語り出す時、彼らの運命の歯車は動き出す。私たちは、永遠の戦争の子どもだ―善と悪を超えた、“終わらぬ悲劇の連鎖”と“生命の輝き”を描く傑作。

著者等紹介

宮内勝典[ミヤウチカツスケ]
1944年、ハルビン生まれ。六〇年代から四年間、また八〇年代からの九年間、ニューヨーク在住。アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南米など六十数カ国を歩く。早稲田大学文学部客員教授、日本大学芸術学部講師、大阪芸術大学文芸学科教授などを歴任。著書『南風』(79年文藝賞)、『金色の象』(81年野間文芸新人賞)、『焼身』(2005年読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞)、『魔王の愛』(2010年伊藤整文学賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

乱読999+α

10
初、宮内克典作品。何と人間は愚かなのだろう。宇宙より眺める水の惑星、地球は青く小さい。その中で暮らす人は尚更小さく弱い。なのに、肌の色の違い、言語の違い、信じる神の違い、拠り所とする主義主張の違い等で憎しみあい殺し合う。そんな無残な歴史を数千年前から繰り返す。愚かとか言いようがない。生命の尊さを戦中戦後の沖縄、アメリカや日本の政治、人々の沖縄らしい信仰を中心に描かれているが、スケールの大きい秀作だった。2019/05/06

Hisasi Hasida

9
そう言えば、国や宗教や所有欲を無くしたら世界は一つになれまっせッ !! って、歌ってはった人がいてはったなぁッ !!! って、思ったお話 。。 何気なく手に取った本やったけど、当たりやったなッ 。。。2017/06/11

KOJI0910

5
戦争によって変わった世界、心、身体それぞれについて考えてしまう小説でした。それでも懸命に今を生きている人たちの償いと再興の物語です。2017/10/03

ぱせり

4
なぜ人間はそんなにも残虐になれるのだろう。残酷さこそ人間らしさなのだろうか、そんなことを考えていた。心に残るのは、文化が人を癒すこと、戦争の終焉を促す力になる、ということ。光の条となって「水の惑星」の上をわたって行く宇宙ステーション。地上では記憶を携えた女たちのゆっくりとした歩み。湧き上がってくる清々しさ。2019/01/18

Sally-m

3
沖縄を舞台に、戦争、人種差別、病気など、様々な問題が、描かれた物語で、ちょっと、話が散乱していて、読むのに苦労しました。2017/09/30

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