少年聖女

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309025001
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ゲイバー「Aqua」で、僕が愛した青年が語る、ひとりの聖女と彼女に溺れゆく男たちの物語――「背徳的な愛」を峻烈に描く衝撃作!

鹿島田 真希[カシマダ マキ]
1976年、東京都生まれ。98年『二匹』で文藝賞を受賞しデビュー。2005年『六〇〇〇度の愛』で三島賞、07年『ピカルディーの三度』で野間文芸新人賞、12年『冥土めぐり』で芥川賞受賞。

内容説明

水槽のあるゲイバー「Aqua」で、僕が出会った優利という美しい青年。ある日彼は、静かに語り始める。昔「Aqua」で働いていた男装した少女のことを。彼女はタマと名乗り、毎夜過激なショーを演じていたが、ある晩オーナー緑山の友人・武史にその正体を見破られてしまう。タマに一目惚れした武史は彼女を強く求め、のめり込んでいくのだが―チェルノブイリの事故で危機管理能力が壊れてしまったルームメイト・オリガと横暴な恋人・マサル、タマを虐待した“あの人”と彼女の恋人たち。タマと出会ったことで運命が変わっていく人々の話を聞いているうちに、いつしか僕もその運命の渦に巻き込まれていく。

著者等紹介

鹿島田真希[カシマダマキ]
1976年、東京都生まれ。98年「二匹」で第三五回文藝賞を受賞しデビュー。2005年『六〇〇〇度の愛』で第一八回三島由紀夫賞、07年『ピカルディーの三度』で第二九回野間文芸新人賞、12年『冥土めぐり』で第一四七回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

135
こちらも『アメトーク〜読書芸人』で光浦さんがオススメしていた作品です。初読みの作家さんでしたが、う〜ん…なんともレビューに困る作品でした。面白いとかの評価ではなく、こういう世界観を書けてしまう作家さんがいるんだということに、単純に驚きを隠せません。分かる、分からないではないかもしれませんが、かなりマニアックな作風で好みがわかれてしまうかもしれません。しかし、いろんな作家さんや作品を手に取るキッカケとなったテレビ番組の企画にはやはり感謝すべきなんでしょうね。機会があれば他の作品も気になる作家さんですね。2016/11/18

starbro

115
鹿島田真希、芥川賞受賞作「冥土めぐり」に続いて、久々の2冊目です。本作は、アンドロギュノス的なラブ・ストーリー、妖しげな雰囲気の割には、さわやかな読後感です。新宿二丁目辺りでは、良くある話なのでしょうか?恋愛も多様性の時代なんでしょうね。「叡智」という言葉が頻繁に出てきて、新鮮な感じがしました。2016/09/30

青蓮

99
初読み作家さん。Twitterで見かけて気になり、読んでみましたが、正直、私には難解でした。でも物語に強く惹き込まれるパワーは感じました。タマ、武史、優利の不安定な人間関係は読んでいて胸が苦しくなりました。どうやっても、彼等には破滅しか待っていないような……また時間を於いて再読したら違う景色が見えそうです。2017/03/09

ちょき

47
全編を通して背徳的な愛情で一杯で、私には1ミリも響かないが、響く人だけ、理解できる人だけが読めばいいし、自由である。登場人物の独特の言いまわしは、原始的ではあるが、筆力はあるなと感じた。繰り返すが、私には1ミリも響かないのだが、丁寧に最後まで読ませていただきましたともえぇ。2016/12/03

亜希

41
何はともあれよく最後まで読んだね、と自分を褒めてあげたい。そのくらいつまらなかった。最初から何が言いたいのかよくわからないなーと思っていたけれど、後半はもうわからない、というかわかりたくもない、ってかつまんないわのオンパレード。芥川賞受賞の『冥土めぐり』は好きだったんだけどな。もう鹿島田さんの作品は手に取らないと思います。2017/05/13

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