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ロッパ日記代わり 手当り次第

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309023816
  • NDC分類 775.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ロッパ晩年、日記代わりに綴られた雑誌連載の初単行本化。手当り次第に、食べ物、見聞、読書を歯に衣着せぬに記録。

【著者紹介】
1903年東京生まれ。喜劇役者、エッセイスト。男爵家の六男に生まれ、編集者から喜劇役者に転身、「エノケン・ロッパ」の一時代を築いた。著書に『ロッパの悲食記』『古川ロッパ昭和日記』ほか。1961年逝去。

内容説明

愉しすぎるぞロッパ!見たまま!読んだまま!食べたまま!口上「書こうと思うんである。―毒舌もあり、またほめることだってある―を、これから毎週ブチまけてみようと思うんである。…憎まれるのは百も承知のうえだ。」ロッパ節、フルスロットル!

目次

1958.4.25
1958.5.2
1958.5.9
1958.5.16―もっぱら試写室めぐり
1958.5.23―浅草をあるく
1958.5.30
1958.6.6―大阪だより
1958.6.13―第二大阪だより
1958.6.20―第三大阪だより
1958.6.27〔ほか〕

著者等紹介

古川緑波[フルカワロッパ]
1903年東京生まれ。喜劇役者、エッセイスト。男爵家の六男に生まれ、編集者から喜劇役者に転身。声帯模写で人気に火がつく。「笑の王国」を主宰するなど、「エノケン・ロッパ」の一時代を築いた。1961年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りえこ

18
ものすごい美食家なんですね。菊田一夫さんの作品名や、色々な劇場が出てきて面白かったです。2015/07/06

kokada_jnet

11
「週刊娯楽よみうり」に晩年の58年から59年にかけて連載したコラムを主にまとめたもの(緑波は61年に死去)。EQMM日本版やマンハント日本版をチェックしているあたりが、さすが。この人の細かい、風俗描写が面白い。「天ぷらの寿司」はこの頃、生まれていたのかとか。海苔巻を丸一本食べる「ストレート」という俗語は、この頃生まれて、後に消えたのかとか。2015/08/15

gtn

6
1959年だから亡くなる2年前のエッセー。敗戦によって経済的にも成り立たなくなり、「舞台での喜劇に嫌気がさしてしまった」と赤裸々に語る。一方、新派の芝居に端役で出演し、舞台への意欲が盛り返しつつもあった。しかし、その時には残された時間は限られていた。2018/09/17

takao

1
ふむ2022/05/15

のほほんなかえるさん

1
◆こんな文章を書く人が存在したとは。一つの発見である。◆コメディアンでエッセイストである著者の語るその言葉は実に軽やかだ。◆説明と主観の出し方も絶妙。リズムがあって読者をグイグイ引きつける。読ませる。◆また善し悪しの主張がハッキリしているところもポイントだ。歯切れの良さとも相乗効果を成している。いいものはいい。悪いものは悪い。なかなか言えそうで言えない。◆本書のような文章を書いてみたいと志す人がいてもおかしくはない。それだけ面白い。2015/11/02

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