人生のぬくもり

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人生のぬくもり

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  • サイズ B40判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309022277
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

夫が遺したぬくもりを胸に、再び歩み出す人生の道。作家として妻として、共に生きた吉村昭の死後、初めて書かれた作品を含む52篇。

【著者紹介】
1928年福井県生れ。学習院短期大学部卒。53年吉村昭と結婚。芥川賞、女流文学賞、芸術選奨文部大臣賞、川端康成文学賞、菊池寛賞を受賞。著書に『遍路みち』『紅梅』『夫婦の散歩道』『似ない者夫婦』等。

内容説明

夫・吉村昭への想い、懐かしき人々、遥かなる歳月…感動の52篇。

目次

第1章 日本の伝統美(私とやきもの;伝統ということ ほか)
第2章 創作の舞台裏(作家と資料;わが家の図書室 ほか)
第3章 わが師、わが友(遠くて近い人―瀬戸内寂聴;原田さんと私―原田康子 ほか)
第4章 家族の情景(子供の遊び;何ごともなく ほか)
第5章 夫が遺したもの(遺作について;書斎の机 ほか)

著者等紹介

津村節子[ツムラセツコ]
1928年、福井県生まれ。学習院短期大学部卒業。53年、吉村昭と結婚。64年「さい果て」で新潮社同人雑誌賞、65年「玩具」で芥川賞、90年『流星雨』で女流文学賞、98年『智恵子飛ぶ』で芸術選奨文部大臣賞、2011年「異郷」で川端康成文学賞を受賞。同年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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紫羊

19
吉村昭の小説やエッセイはほとんど読んだのに、なぜだjか津村節子の作品は読んだことがなかった。想像していた通り、浮かれたところの微塵もない硬質な文章だった。襟を正して読んだ。このエッセイ集に書かれている陶芸や和紙といった伝統工芸、その作り手に通じる職人魂を、吉村昭と津村節子の作品に感じる。彼女の小説も是非読んでみたい。2013/11/06

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