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内容説明
東北地方太平洋沖地震の発生から1週間後の3月18日。避難所で暮らす小学生の呼びかけによって、「ファイト新聞」が始まりました。被災地の子どもたちが過ごした1日、1日は、これから先、日本が復興への道を歩き切るだけのエネルギーに満ちています。テレビや新聞の取材が相次ぎ、応援の手紙が全国各地から寄せられた、その創刊から1カ月半の全号を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ@いつも心に太陽を!
32
励まされた!正直にいうと、読んでいて目頭熱くなった!本当にもう、なんて明るくて前向きでいい子たちなんだろう。避難所生活の中で彼らの存在はまわりの大人たちの太陽だったに違いない。しかし最後のプロフを見れば彼らも決して悲しくないわけがないこともわかる。家を無くした子もいれば友人や家族を亡くした子もいる。それでも今の自分達にできることをしてみんなの顔にスマイルを作りたいと新聞を作り出したその心意気には頭が下がります。2011/09/11
pocco@灯れ松明の火
17
TV紹介本:避難所の子達作成の「ファイト新聞」と皆の写真集。小学2年編集長ら作成の壁新聞が大人を暖めて励ました。初めは鉛筆書き、段々とカラフルな笑顔の漫画も。(ピース)(ありがとう)(感謝)の言葉が多い。この書面に何も解説は要らない。勇気と希望をくれて有難う!前を向いて歩けそうだ。2011/12/09
ありんこ
17
小学生から高校生まで。地震がなかったらつながらなかったかもしれない子供たちが新聞を発行するということで団結。すばらしい力です。小6の娘と一緒に読みました。学校の図書館にもぜひ置いてほしい。2011/08/30
千冬
16
まずなにより、読んでいる自分の方が明るく元気になれた。きっと勇気づけられた避難所の方も多かったでしょう。新聞一面の中、いたるところに創意工夫が見られて感心した。この子たちの生活が早く復興に至りますように。2011/07/19
ふくまめ
14
ファイト新聞って震災から1週間後に小中学生によって作られた壁新聞だったんですね。周りから言われて作ったのではなく自分たちから進んで毎日発行されていたのが凄いと思った。震災で辛い体験をした子もいたと思うのにそういうことが感じられないくらい元気な内容できっと周りの大人たちも励まされたことだろうと思います。子どもたちが書いた内容から避難所生活のことや炊き出しでボランティアに来てくれた人や、自衛隊の方々のことも触れてあって改めて震災のことを考えることができました。2012/02/25