物語ものの建築史<br> 窓のはなし

物語ものの建築史
窓のはなし

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  • サイズ B6判/ページ数 117p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784306092969
  • NDC分類 524.89

内容説明

日本建築にあっては、開口部の主流は建具であった。建築空間における明暗の効果に対する細やかな感覚は、茶室の創成過程においてとくに鋭ぎ澄まされていった。ここに窓によって空間性が既定される建築があらわれるに致る。

目次

第1章 窓の歴史(北窓開く―窓と方位;発掘された古代建築の窓;連子と格子)
第2章 窓の諸相(無双窓;火頭窓;用心窓;大和窓というわけは;聖窓―色里の光看板;ピクチュアウィンドウ;格子女郎)
第3章 茶室の窓(窓の自由設計―下地窓;連子窓;突上窓;墨蹟窓・花明窓;窓を室内意匠の要素に;荒れ窓・破れ窓;円窓;澱看窓から淀川が見えた?;茶人の名を冠した窓)
第4章 格子窓(格子窓―意匠と構造;人見梁・人見柱;むしこ窓;職商規制と町並;引窓も一度にあくや江戸の春)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shizzy

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図書館本。「ものの建築史シリーズ」。西洋の窓は気密性の高い家に「風の目」をあけるという目的、日本の窓は空いているところを仮に塞ぐ「間戸」の目的で出来ているという。茶の文化がスタートしてからの窓は光取り、わびさびの演出など大きな役割を持つ。商売と格子窓の関係も興味深い。格子窓、連子窓、突上窓、無双窓、火頭窓などあまり聞いたことのない名称が並び、中々頭に入らずちょっと苦戦。2015/09/08

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