内容説明
テクノロジーが創り出す景観の魅力とは。構造物や工場建築によるテクノスケープの歴史や景背を追い、文学や美術における「異化」の考え方を手掛かりにすることで、その面白さを解釈する。
目次
第1章 テクノスケープの発見(芸術のテクノスケープ;ランドスケープデザインのテクノスケープ ほか)
第2章 テクノスケープの諸相(京浜工業地帯のテクノスケープ;首都高速道路高架橋のテクノスケープ ほか)
第3章 テクノスケープの理論(形而下のテクノスケープ評価;イメージの分類 ほか)
第4章 景観異化の方法(文学における異化;美術史にみる景観異化 ほか)
第5章 テクノスケープの展望(テクノスケープの異化;テクノスケープの同化 ほか)
著者等紹介
中村良夫[ナカムラヨシオ]
東京工業大学名誉教授
篠原修[シノハラオサム]
東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻教授
岡田昌彰[オカダマサアキ]
1967年茨城県日立市生まれ。東京工業大学工学部土木工学科卒業。東京工業大学大学院博士後期課程修了。長大構造事業部、国土交通省国土技術政策総合研究所、東京大学アジア生物資源環境研究センターを経て、現在、近畿大学理工学部社会環境工学科講師。博士(工学)
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