内容説明
都市論のバイブル、待望の全訳なる。近代都市計画への強烈な批判、都市の多様性の魅力、都市とは、明らかに複雑に結びついている有機体である―一九六一年、世界を変えた一冊の全貌。
目次
第1部 都市の独特の性質(歩道の使い道―治安;歩道の使い道―ふれあい;歩道の使い道―子供たちをとけこませる;近隣公園の使い道;都市近隣の使い道)
第2部 都市の多様性の条件(多様性を生み出すもの;混合一次用途の必要性;小さな街区の必要性;古い建物の必要性;密集の必要性;多様性をめぐる妄言いくつか)
第3部 衰退と再生をもたらす力(多様性の自滅;境界の恐るべき真空地帯;スラム化と脱スラム化;ゆるやかなお金と怒涛のお金)
第4部 ちがった方策(住宅補助;都市の侵食か自動車の削減か;視覚的秩序―その限界と可能性;プロジェクトを救うには;地区の行政と計画;都市とはどういう種類の問題か)
著者等紹介
ジェイコブズ,ジェイン[ジェイコブズ,ジェイン][Jacobs,Jane]
1916~2006年。アメリカ、ペンシルベニア州スクラントン生まれ。都市活動家、都市研究家、作家。1952年から十年間「アーキテクチュラル・フォーラム」誌の編集メンバーとなる。1968年にカナダに移住し、同国トロントで他界
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務のかたわら、小説、経済、ネット文化、コンピュータ、建築、開発援助など広範な分野での翻訳および執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
壱萬弐仟縁
おせきはん
バーニング
多分、器用です