内容説明
建築史・意匠論の概念確立をめざした建築空間論の古典。空間構成、量塊と表面の造形、光・色の視覚的イメージ、そして意匠の社会的効果という基本要素を設定し、ヨーロッパ建築史を探求する。
目次
第1章 空間形態(宗教建築;世俗建築)
第2章 物体形態
第3章 可視形態
第4章 目的意図
第5章 四段階に共通する特徴と相異なる特徴
著者等紹介
フランクル,パウル[フランクル,パウル][Frankl,Paul]
1878年プラハに生まれる。1910年ミュンヘンにて学位を取得し、1921年ハルレ大学主任教授となるも1934年ナチスにより教職を追われ、1938年米国に渡る。1940年よりプリンストン大学高等研究所にて研究に従事。1962年没
香山寿夫[コウヤマヒサオ]
1937年生まれ。1960年東京大学工学部建築学科卒業。1962年東京大学大学院修士課程修了後、ペンシルヴァニア大学芸術学部大学院卒業。九州芸術工科大学教授、東京大学教授を経て、放送大学教授・東京大学名誉教授
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