弔ふ建築―終(つい)の空間としての火葬場

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弔ふ建築―終(つい)の空間としての火葬場

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784306045309
  • NDC分類 526.385
  • Cコード C3052

内容説明

忌み嫌われがちな施設・火葬場を、終の空間として見つめなおす実例集。チベットの天葬からアスプルンド、スカルパまで、世界の葬送の風景を解説し、日本の風土と現代の良質な施設、その計画・設計・運営を紹介。死と向きあう聖なる場を考える。

目次

はじめに 人間にとっての終の空間
第1章 終の風景
第2章 火葬の国・日本
第3章 弔ひの建築
第4章 火葬場の運営と火葬の仕組み
あとがき 研究と出版の経緯

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なる

30
葬送の様式は世界によって様々。日本のように火葬がほとんどを占める国というのは珍しく、土葬や水葬、鳥葬などで送られる文化というのは今でもあり、文化的・宗教的な背景がそこにある。インドのガンガーやタージ・マハル、チベットのラサ、イタリアにある墓地だけの島など世界の葬送の例を最初に紐解きつつ、日本における火葬場の実情(都市部では火葬場、地方では野焼き場が多くあった。現在は野焼き場は減少の一途をたどっている)から、火葬場の歴史や構造、設計などを学術的に解説している。誰もが訪れる火葬場。ふと我が身を振り返る。2021/12/27

きいち

14
見送る人がちゃんと悲しみ、ちゃんと気持ちに片をつける。火葬場というのは、そんな心の中のことまで含んだ「機能」がまさに剥き出しになってる建築。ホールの床が大理石で待合室の床が絨毯、装飾や眺望にだって必然がある。◇読みながら、これまで自分がお骨を拾った経験を思い浮かべようとするのだけれど、記憶はなんだかとても曖昧で、思い出せるのは断片的な光景とか感覚のみ…当事者として利用した者がそんな曖昧な記憶しかない状況で創らねばならぬ建築というのは、本当難儀だわな。その意味で、多くの人を巻き込んだ近江八幡の事例は素敵だ。2013/10/08

URI(病気養生

2
「死」を演出する火葬場にも歴史あり・・・いかにして無毒にして燃やすかという機能の発展と演出部分の変遷というのは死生観の変遷でもある。2013/04/16

sho

2
葬祭について。知らないことが多く、その点についても学ぶことができた。さらには歴史なども記載されており、基本的なことから書かれていました。さらには経営のことまで触れられており、あまり無いタイプなので勉強になりました。2010/11/08

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