内容説明
自由主義の国アメリカでは、病院もまた淘汰され、生き残りをかけて変貌する。先端的な医療技術と経済的合理性を支える建築設計、さまざまに試行されるシステムなどの見聞録。
目次
01 アメリカの医師
02 医療における市場原理
03 病院のデザイン
04 テキサス・メディカル・センター
05 教育、研究、そして高度医療
06 「強いアメリカ」の病院
07 子供病院
08 高齢者ホームとホスピス
著者等紹介
伊藤誠[イトウマコト]
1927年生まれ。1953年に東京大学工学部建築学科を卒業。千葉大学、足利工業大学の教授を歴任。現在、千葉大学名誉教授。また、愛知県がんセンター(1965年)をはじめ、順天堂大学付属順天堂医院新本館(1995年)、日本医科大学付属千葉北総病院(1993年)、大阪府立病院(1993年)など多くの病院建築の設計に携わっている
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