内容説明
実用としての学問、材料力学の成立と分化を記した無二の科学技術史。ガリレオからフック、オイラーそしてサン‐ヴナン…活躍した先達の人生と、材料力学の関わりを、膨大な文献をもとに大家ティモシェンコがわかりやすく記した歴史的名著。
目次
17世紀の材料力学
弾性曲線
18世紀の材料力学
1800年から1833年までの材料力学
数理弾性論のあけぼの
1833年から1867年までの材料力学
鉄道技術革命と材料力学
1833年から1867年までの数理弾性論
1867年から1900年までの材料力学
1867年から1900年までの構造力学
1867年から1900年までの弾性論
20世紀の材料力学
1900年から1950年までの弾性論
1900年から1950年までの構造力学
著者等紹介
ティモシェンコ,S.P.[ティモシェンコ,S.P.][Timoshenko,Stephen P.]
1878年ロシアのキエフに生まれ、1972年5月29日、93歳で死去。1901年ペテルブルグ交通工科大学を卒業後、ゲッチンゲン大学プラントル教授の下で学位を取得し、1922年渡米、1927年アメリカ国籍となる。ペテルブルグ交通工科大学講師(1902)を最初に、キエフ工科大学(1906)、ザグレフ工科大学(1920)、ミシガン大学(1927)、スタンフォード大学(1936)の教授を歴任した。一時、ウェスチングハウス社研究員の職にもあった。米国機械学会会員のほか、ロシア、ポーランド、フランス、イギリス、イタリアなどのアカデミーの会員であった。著書にはロシア語で5冊の著書があり、その後アメリカに渡ってから、弾性学、工業振動学、材料力学、構造力学などの分野で14冊の著書を残している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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