内容説明
源氏物語を主軸に、伊勢物語、浜松中納言物語から蒙求まで、文芸和漢の王道を行き、縦横無尽に研究し尽くしてきた、氏の歩みを一覧する。
目次
第一篇 源氏物語を歩む1(源氏物語書写の黎明;源氏物語の書写と刊本;源氏物語古写本に見る朱点―三条西家証本の場合 ほか)
第2篇 源氏物語のあとさき(定家筆蹟模本伊勢物語の出現;伊勢物語百十一段の変容―定家筆模本の出現をめぐりて;鶴見大学蔵伊勢物語五種解説 ほか)
第3篇 文芸和漢の道(大東急記念文庫蔵枕草子解説;枕草子第一〇〇段~第一〇六段管見;鴨長明の大原と日野―禅寂伝に関する新資料管見 ほか)
著者等紹介
池田利夫[イケダトシオ]
1931年横浜に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院修了。文学博士。鶴見大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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