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父と娘の満州―満鉄理事犬塚信太郎の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784289002955
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

日露戦争が終わった翌年の1906年、南満州鉄道株式会社(通称満鉄)が設立された。32歳の犬塚信太郎は、初代総裁後藤新平に見込まれて満鉄の理事となり、以後8年間満州の地で活躍する。そして、太平洋戦争末期の昭和20年の夏、信太郎の娘・薫は、幼子二人を連れて満州にいた。ソ連軍の侵攻に始まる苦難の日々が待ち構えていた。理想と正義に生きた父、激動の満州を生き抜いた娘。

目次

第1部 父の満州―満鉄理事犬塚信太郎の生涯(幻の父;祖先のこと;父の生い立ちと三井物産時代;満鉄時代 ほか)
第2部 娘の満州―運命の回り道(逃避行(一九四五年七月~)
厳寒の奉天(一九四五年十一月~)
故国への遠い道のり(一九四六年五月~)
その後のこと(一九四六年六月~))

著者等紹介

小川薫[オガワカオル]
1916年東京に生まれる。1934年神奈川県立横浜第一高等女学校(現平沼高校)を卒業し、1936年東京家政学院選科卒業。現在も現役の主婦業を続ける。神奈川県藤沢市在住

小川忠彦[オガワタダヒコ]
1942年東京に生まれる。1964年東京大学経済学部を卒業。大手繊維メーカーに入社し、新規事業分野で販売、企画、契約等の業務を担当、関係会社を経て2004年退職。神奈川県藤沢市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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