内容説明
長い弁護士経験と深い思索から生まれた達意の「説得術」とその「哲学」を伝授。
目次
説得って何だろう―離婚はやめた方がいい
アリストテレスの説得と今―説得か、だましか
「走れメロス」―メロスの説得
「薮の中」―悪の説得
「ジュリアス・シーザー」(ブルータスの弁明;アントニーの煽動)
「高瀬舟」(目は説得する;喜助は罪を犯したか)
“聴いて”あなたを説得する(説得はコミュニケーション;聴くは読む)
ピープル・スキルで、あなたを説得する―3つのマジック
“ほめて”あなたを説得する―人はほめられたがっている
怒ったあなたを、説得する―お釈迦様はどうしたか〔ほか〕
著者等紹介
小山齊[コヤマヒトシ]
弁護士法人小山法律事務所・代表社員。金沢大学卒・石川県七尾市出身。名古屋弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長、最高裁判所一般規則制定諮問委員会委員、人権擁護委員(法務省)など歴任、旭日中綬章受章。現在、愛知県弁護士会紛争解決センターあっせん・仲裁人、日本交渉学会理事。ほかに、日本法律家協会、社団法人日本仲裁人協会、IPBA(INTER‐PACIFIC BAR ASOCIATION)の各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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毒ドーナツを食べたいな
3
前半は古典を説得的視点で見る。後半は説得スキル紹介◆ほかの方も書いてある通りエッセイ◆構成は逆の順番にした方が効果的だったのではないかな。あと古典の分析が凡庸でぼくの好みではない◆取り上げられたのは『藪の中』被害妻VS夫、『シーザー』VSブルータス、『走れメロス』VS暴虐王2019/07/25
corriedale_
1
数字よりも文学を補強に引く、技術書というよりはエッセイに近い感触2018/03/04
ozapin
1
アリストテレスからメロス、ローボールテクニックまで、いろいろな事例があって面白い2013/12/08
ドッグマスター
1
経験値から話しているだけに説得力があって参考になった。もっと勉強しよう。2012/01/10