内容説明
貧しくも利発だった少年時代、恋に悩み仕事に汗した青年時代。戦時中は前線基地で過酷な体験をし、戦後は事業を始めるも交通事故を機に経営は傾き、苦悩の末、蒸発…。父が晩年に綴った手記に父の足跡を辿り、波乱に満ちた人生の中で、父が家族に遺した思いを汲み取り、その生き様をまとめあげた父の伝記。
目次
生い立ち
初恋
南方派遣
独立
転落そして蒸発
再生
おわりにかえて―父が遺してくれたもの
著者等紹介
高橋啓子[タカハシケイコ]
昭和26年12月15日生まれ。神奈川県平塚市出身。京浜女子大学短期大学部(現・鎌倉女子大学短期大学部)初等教育科卒業。昭和47年4月より19年間、平塚市内の小学校の教員として勤務。平成3年退職。現在、新宿区内の小学校で非常勤講師として勤務。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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