内容説明
できそうでできないのが、最初に思いつくということ。その男の夢から生まれたものが、軽やかに空を飛び、地を走り、水上をすべった。考え、作り、見届ける。すべてが彼の仕事だった。路地裏の空き缶で映写機を手作りした少年が、戦後のプラモデル業界に鮮やかな足跡を残したあとで手にしたものとは。
目次
アイディアマンの背景
男ばかりの兄弟
京城から米沢へ
出戻り
たった一人の弟
ライトプレーン
京城日報
戦時の青春
血は水よりも…
二等兵、神林〔ほか〕
著者等紹介
神林久雄[カンバヤシヒサオ]
大正7年、ソウル生まれ。プラモデルデザイナーとして活躍。千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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