目次
一つの境涯―世の母びと達に捧ぐ
金沢の思い出
その頃の生活
耕二のこと
医者と赤ン坊
我が生活
散歩生活
古本屋
(無題)
亡弟
詩的履歴書
(履歴書)
住所録
在りし日の歌(抄)
未刊詩篇(抄)
日記(一九三六年)
著者等紹介
中原中也[ナカハラチュウヤ]
1907~1937。山口県生まれ。医者の長男として生まれる。8歳で弟を病気でなくし亡弟を歌ったのが詩作の始まりで、幼い頃より優れた詩才がうかがわれた。ランボーやボードレールに傾倒。「四季」「歴程」の同人となり、詩を発表。詩集『山羊の歌』を自費出版。結核性脳膜炎で30歳という若さで世を去る。死後世評が高まり、友人小林秀雄により詩集『在りし日の歌』が出版される。近代文学を代表する叙情詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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