オルフェ・ライブラリー
スペイン音楽のたのしみ―気質、風土、歴史が織り成す多彩な世界への“誘い”

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  • サイズ B6判/ページ数 273,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276371088
  • NDC分類 762.36
  • Cコード C1073

出版社内容情報

スペイン音楽の第一人者が愛と共感で説く入門書。基本的知識がパノラマ風に把握でき、スペイン音楽が秘める独特な魅力に誘う!

スペインの国と文化に心惹かれてから60年の経歴を持つ、スペイン音楽研究の第一人者・濱田滋郎が、スペインへの愛と共感に満ちたまなざしで説く名著の復活! 長らく絶版になっていた『音楽選書「スペイン音楽のたのしみ」』の30年ぶりの改訂新版。本書はスペイン音楽の歴史をクラシック音楽の側面に重点をおき懇切丁寧に紹介した無二の入門書であり、スペイン音楽の基本的な知識が一冊でパノラマ風に把握できる恰好の案内書である。多くの大作曲家たちを魅了した「スペインらしさ」とは…、「音楽の特徴」とは…、「スペインの味」に欠かせない要素とは…など、スペイン音楽が秘める独特な魅力に人々を誘う!

1.はじめに──スペインという国、そしてその音楽
2.歴史のあゆみ1 古代と中世──東方の血と文化が染めたスペイン音楽の“色”
3.間奏曲1 フラメンコ
4.歴史のあゆみ2 ルネサンス──“世界一の強国”に咲き誇った音楽の花々
5.間奏曲2 スペインとギター──“国民楽器”の生い立ちと役割
6.歴史のあゆみ3 バロックとクラシック──国家衰運のうちに生まれた胎動の数かず
7.間奏曲3 サルスエラ──リアリストでロマンティシストのスペイン人
8.歴史のあゆみ4 近代民族楽派の誕生と発展
9.間奏曲4 ロルカ
10.間奏曲5 スペイン名演奏家ものがたり
1.歴史のあゆみ5 二十世紀のスペイン音楽──“音の風俗画家”たちから“スペイン風前衛音楽”の確立者たちへ

【著者紹介】
1935年、東京生まれ。日比谷高校病気中退。スペイン音楽、中南米音楽研究の第一人者。『レコード芸術』月評(器楽曲)担当、『現代ギター』連載、CD解説等を執筆。著書に『エル・フォルクローレ』、『フラメンコの歴史』(以上晶文社)、『濱田滋郎の本―ギターとスペイン音楽への道』(現代ギター社)、訳書にユパンキ著『インディオの道』(晶文社)、スビラ著『スペイン音楽』、シャルナセ著『ハープ・リュート・ギター』(以上文庫クセジュ)、プジョール著『ターレガの生涯』、ジェファリ著『フェルナンド・ソル』(以上現代ギター社)など多数。1984年「蘆原英了賞」受賞。

内容説明

スペインの国と文化に心惹かれて60年、スペイン音楽の第一人者・濱田滋郎がスペインへの愛と共感に満ちたまなざしで説く名著の復活。スペイン音楽の基本的な知識が一冊でパノラマ風に把握できる恰好の案内書、スペイン音楽が秘める独特な魅力に人々を誘う。

目次

はじめに スペインという国、そしてその音楽
歴史のあゆみ1 古代と中世―東方の血と文化が染めたスペイン音楽の“色”
間奏曲1 フラメンコ
歴史のあゆみ2 ルネサンス―“世界一の強国”に咲き誇った音楽の花々
間奏曲2 スペインとギター―“国民楽器”の生い立ちと役割
歴史のあゆみ3 バロックとクラシック―国家衰運のうちに生まれた胎動の数かず
間奏曲3 サルスエラ―リアリストでロマンティシストのスぺイン人
歴史のあゆみ4 近代民族楽派の誕生と発展
間奏曲4 ロルカ
間奏曲5 スペイン名演奏家ものがたり
歴史のあゆみ5 二十世紀のスペイン音楽―“音の風俗画家”たちから“スペイン風前衛音楽”の確立者たちへ

著者等紹介

濱田滋郎[ハマダジロウ]
1935年東京生まれ。1960年頃より翻訳、雑誌などへの執筆、レコード解説などの仕事に就く。1978年より東京芸術大学、桐朋学園大学音楽学部、東京外国語大学、東京大学、国立音楽大学、立教大学などで非常勤講師をつとめる。また、NHK‐FM放送クラシック音楽・民族音楽の番組にレギュラー出演。1989年10~12月には教育テレビ「市民大学」講師として南米のフォルクローレを講ずる。1988、90の両年、キャーバのハバナ国際ギター・フェスティヴァル&コンクールに審査員・講演者として招かれる。1990年より日本フラメンコ協会会長、1985年よりスペイン音楽こだまの会主宰、1985年より2004年まで20回にわたり、「清里スペイン音楽祭」を総監督として責任開催。1984年第3回蘆原英了賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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