• ポイントキャンペーン

ゲルギエフとサンクトペテルブルグの奇蹟―マリインスキー劇場のサバイバルと挑戦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 441,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276217867
  • NDC分類 762.38
  • Cコード C1073

内容説明

マリインスキー・オペラが今日ほど生き生きとしている時代はなかった。旧キーロフ劇場の伝統と芸術が21世紀を生き抜くために、ロシア政治の激動期、ひとりの指揮者が世界を変える。いまもっとも注目される指揮者ワレリー・ゲルギエフと、ロシアの名門マリインスキー劇場の夢とサバイバルの物語。

目次

ワレリー大帝
舞台を設える
九月 二一三回目のシーズン
劇場の誕生
十月 劇場の反乱
ナプラヴニクと帝室オペラ
十一月 地方巡業でのサバイバル
プティパと帝室バレエ
十二月 “運命の力”―メディアとの相克
ソヴィエト時代―キーロフ・オペラの消長
ソヴィエト時代―バレエ
二・三月 ヨーロッパを征服する
ゲルギエフとオペラ
四月 多忙の日々
ヴィノグラードフとバレエ
五・六月 グローバリゼーションと闘う
白夜を越えて

著者等紹介

アードイン,ジョン[アードイン,ジョン][Ardoin,John]
1935年米ルイジアナ州アレグザンドリア生まれ。30年以上にわたり「ダラス・モーニング・ニューズ」紙の音楽評論に携わり、この『Valery Gergiev and the Kirov』を書き終え2001年に死去。音楽番組のコンサルタント、音楽雑誌での評論ほか、メトロポリタン・オペラの舞台中継では解説者を務めていた

亀山郁夫[カメヤマイクオ]
1949年生まれ。東京外国語大学教授。東京外国語大学卒業、東京大学大学院博士課程中退。ロシア・アヴァンギャルド芸術とスターリン時代の文化を主なフィールドとし、全体主義システムに生きる作家・芸術家たちの自己表現のありように強い関心をもつ。主な著書として『磔のロシア・スターリンと芸術家たち』(岩波書店、第29回大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。