内容説明
1991年、〈モーツァルト没後200年〉という記念すべき年が終わり、同時に新たなるモーツァルト第二の生命の始まり〈モーツァルト祝年〉の幕があいた。本書は、講演というスタイルをとる“もう1つの私のモーツァルト・クロニクル”である。
目次
モーツァルトと私たち
人間モーツァルトの謎と魅力
人間モーツァルトとその音楽―2つのエピソードを中心に
モーツァルトとフリーメイスン音楽
モーツァルトのピアノ曲の世界
モーツァルトは本当にフルート嫌いだったのか?
モーツァルトの『レクイエム』―死への音楽―
モーツァルト毒殺の謎
19世紀のモーツァルト
モーツァルトの没後200年を振り返って
モーツァルト音楽の境域