シューマンの音符たち―池辺晋一郎の「新シューマン考」

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276200654
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

出版社内容情報

大好評の音符たちシリーズ第6弾!現代音楽の作曲家ならではの視点から、生誕200年を迎えたシューマンの音楽の面白さ新しさ偉大さを分析、紹介するユニークな読み物。

【著者紹介】池辺晋一郎
作曲家。1943年水戸出身、東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。現在東京音楽大学教授。

内容説明

ロマン派の中のロマン派=シューマン。現代音楽の人気作曲家が、実験的で創意と遊び心いっぱいの天才作曲家の、生き物のような「音」の謎を解説します。少しだけ、クララとの恋愛にも触れながら。

目次

大胆さと激しさと…―ピアノ五重奏曲
てふてふが一匹生まれて飛んでいった―パピヨン
拍節マジックの面白さ―交響曲第3番「ライン」
その心理の権化かも…―マンフレッド序曲
何といっても愛の花なんです!―歌曲集「ミルテの花」
ピアノへの愛に貫かれ…―アラベスクと交響的練習曲
人なつっこい名曲―流浪の民
優しさの具現―チェロ協奏曲
3種の個性―3つの弦楽四重奏曲
子どものためのすごい仕事―「おとぎの絵本」「子どもの情景」他〔ほか〕

著者等紹介

池辺晋一郎[イケベシンイチロウ]
1943年水戸市生まれ。作曲を池内友次郎、島岡譲、矢代秋雄、三善晃の各氏に師事。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。在学中、安宅賞、66年日本音楽コンクール第1位、同年音楽之友社室内楽曲作曲懸賞第1位、67年中西音楽賞第3位、68年音楽之友社作曲賞などを受ける。以後、ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞2度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度(うち3度最優秀賞)、放送文化賞、紫綬褒章などを受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hr

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知っている好きな曲の部分だけを拾い読み。シューマンの交響曲の時代が、これから来るのではないか。あと、「謝肉祭」を演奏したい。2016/10/28

かーむ

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図書館。曲数を多くするとどうしても一つ一つが浅くなってしまうのが残念。でも非常にユーモアな説明で面白いです。2014/08/03

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