Marxian political economy
資本主義経済の機構と変動

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275018663
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3033

内容説明

『資本論』によるマルクス学派の特質が、新古典派経済学、不均衡累積的動学理論、現代オーストリー学派、新リカード学派、貨幣数量説の現代的諸類型、シュンペーター、ケインズとポストケインズ学派などの広範な現代的非マルクス学派との緊張関係のなかで再考されている。前著『現代資本主義のダイナミズム』の姉妹編。

目次

1 相としての景気循環―利潤論の視点から
2 分業の動態的メカニズム―スミス『国富論』冒頭4章の再検討
3 蓄積構造の多様性
4 貨幣と過剰生産―マルクス貨幣論についての一考察
5 市場機構の社会性と不安定性―商業信用・商業資本・銀行信用
6 中央銀行論と自由銀行論
7 資本主義経済の景気変動と貨幣・金融的不安定性

著者等紹介

伊藤誠[イトウマコト]
1936年東京に生まれる。1959年東京大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、国学院大学経済学部教授、東京大学名誉教授
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